知らないと損!高額療養費・高額介護サービス費・合算療養費制度の違いと上限額まとめ
知らないと損!高額療養費・高額介護サービス費・合算療養費制度の違いと活用法
老後にかかる医療や介護費用は予想以上に大きな負担となります。しかし、日本には「払いすぎた分が戻ってくる」制度が整っています。
それが 高額療養費制度・高額介護サービス費・高額医療・高額介護合算療養費制度 の3つです。
これらを知っているかどうかで、老後資金の安心度は大きく変わります。
高額療養費制度とは(医療費に対する支援)
- 医療費の自己負担に上限を設ける制度
- 1か月ごと、病院ごとに計算される
- 診察料・手術費・投薬料などが対象(差額ベッド代・食費は対象外)
年収区分別 上限額(70歳未満)
| 区分 | 年収目安 | 自己負担限度額(月) |
|---|---|---|
| 区分ア | 約1,160万円超 | 252,600円+(医療費−842,000円)×1% |
| 区分イ | 約770〜1,160万円 | 167,400円+(医療費−558,000円)×1% |
| 区分ウ | 約370〜770万円 | 80,100円+(医療費−267,000円)×1% |
| 区分エ | 約370万円未満 | 57,600円 |
| 区分オ | 住民税非課税 | 35,400円 |
年収区分別 上限額(70歳以上)
| 区分 | 自己負担割合 | 自己負担限度額(月) |
|---|---|---|
| 現役並みⅢ(年収1,160万〜) | 3割 | 252,600円+(医療費−842,000円)×1% |
| 現役並みⅡ(約770〜1,160万) | 3割 | 167,400円+(医療費−558,000円)×1% |
| 現役並みⅠ(約370〜770万) | 3割 | 80,100円+(医療費−267,000円)×1% |
| 一般(年収156〜370万) | 2割 | 外来18,000円、世帯44,400円 |
| 低所得Ⅱ(住民税非課税) | 1割 | 外来8,000円、世帯24,600円 |
| 低所得Ⅰ(非課税+年金80万円以下) | 1割 | 外来8,000円、世帯15,000円 |
申請方法
- 加入している健康保険(協会けんぽ・国保など)に申請
- 「限度額適用認定証」を事前に発行しておけば、窓口での支払い時に上限が適用される
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高額介護サービス費とは(介護費に対する支援)
- 介護保険サービスの自己負担に上限を設ける制度
- 1か月ごと、世帯単位で判定
- 要介護度ごとの支給限度額の範囲内で利用した場合が対象
所得区分別 上限額(月)
| 区分 | 自己負担限度額 |
|---|---|
| 現役並み所得者 | 140,100円 |
| 一般(年金収入約280万円未満など) | 44,400円 |
| 低所得Ⅱ(住民税非課税) | 24,600円 |
| 低所得Ⅰ(非課税+年金収入80万円以下) | 15,000円 |
申請方法
- サービス利用後に自治体へ申請
- ケアマネジャーや介護施設が手続きを案内してくれる場合も多い
- 超過分は払い戻されるため、実際の自己負担は上限額まで
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高額医療・高額介護合算療養費制度とは(医療+介護を合わせた支援)
- 医療と介護の自己負担を合算し、1年間(8月〜翌7月) で上限を超えた場合に払い戻し
- 介護サービスと医療を同時期に利用している世帯に有効
- 食費・居住費・差額ベッド代は対象外
所得区分別 年間上限額
| 区分 | 年間自己負担上限額 |
|---|---|
| 現役並みⅢ(年収1,160万円〜) | 212万円 |
| 現役並みⅡ(約770〜1,160万円) | 141万円 |
| 現役並みⅠ(約370〜770万円) | 67万円 |
| 一般(年収156〜370万円) | 56万円 |
| 低所得Ⅱ(住民税非課税) | 31万円 |
| 低所得Ⅰ(非課税+年金80万円以下) | 19万円 |
申請方法
- 加入している医療保険(健保・国保など)に申請
- 「介護サービス自己負担額証明書」を添付する必要あり
- 申請期限は 2年以内
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3つの制度の違いまとめ
| 制度 | 対象 | 判定期間 | 上限額 | 申請先 | 主な対象外 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高額療養費 | 医療費のみ | 1か月 | 所得区分ごと(月8〜10万円程度が多い) | 健康保険 | 差額ベッド代・食費 |
| 高額介護サービス費 | 介護費のみ | 1か月 | 所得区分ごと(15,000〜140,100円) | 自治体 | 居住費・食費 |
| 合算療養費 | 医療+介護 | 年間(8月〜翌7月) | 所得区分ごと(19万〜212万円) | 健康保険 | 差額ベッド代・居住費・食費 |
制度を知らないと損するポイント
- 申請しないと払い戻されない(自動で返金されない)
- 上限額は「戻る金額」ではなく「自己負担の天井」である
- 食費・居住費・差額ベッド代は対象外 → 預貯金や保険での備えが必要
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まとめ
- 高額療養費は医療だけ、高額介護サービス費は介護だけ、合算療養費は両方まとめて軽減
- 所得区分によって上限が変わるため、自分の区分を把握することが大切
- 制度を活用するだけで、数十万円単位の払い戻しを受けられる可能性がある
- 知っているかどうかで、老後資金の安心度が大きく変わる

がん保険見直しの詳しい情報は
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▼エンディングノートに|ライフプラン表は、老後を安心して過ごすための心強い味方です。老後資金の可視化は、安心して生活するための大切な準備のひとつです。
未来の不安を解消するには、早めに具体的な計画を立て、自分自身で安心できる老後を築くことが必要です。今から始める少しの準備が、これからの人生にゆとりと安心をもたらしてくれることでしょう。
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