PR
子なし夫婦・おひとり様の安心生活|孤独死・サポート・楽しみ

高齢者見守りサービス比較5選|おひとり様・子なし夫婦の選び方を宅建士・FPが解説【2026年】

記事内に広告が含まれています。
  1. 高齢者見守りサービス比較5選|おひとり様・子なし夫婦の選び方を宅建士・FPが解説【2026年】
    1. はじめに
    2. 【結論】タイプ別の候補早見表
    3. 5社一覧比較表
    4. 見守りの「5つの方式」で考える
      1. ① センサー型(さりげなく・安く)── au見守りプラグ
      2. ② 生活家電型(機械が苦手でも・自然に)── 象印みまもりほっとライン
      3. ③ カメラ型(しっかり様子を確認)── ソニーMANOMA
      4. ④ 人の訪問・電話型(デジタル不要・人のぬくもり)── 郵便局のみまもりサービス
      5. ⑤ 警備(駆けつけ)型(倒れたら人が来る)── 代表例:セコム
    5. 各社ダイジェスト
      1. ① au かんたん見守りプラグ|挿すだけ・ネット不要(離れた親の備えに)
      2. ② 象印 みまもりほっとライン|ポットを使うだけ(離れた親の備えに)
      3. ③ ソニー MANOMA|カメラで様子を見守る(離れた親の備え向き/自分の孤独死対策には不十分)
      4. ④ 郵便局のみまもりサービス|人が訪問・電話(離れた親の備えに)
      5. ⑤ 警備(駆けつけ)型|プロが駆けつける──代表例:セコム・ホームセキュリティ(自分の備えに/離れた親の備えにも)
    6. 見守りサービス × ふるさと納税という選択肢
    7. おひとり様・子なし夫婦が見落としがちな「通知だけでは足りない」問題
    8. よくある質問(FAQ)
      1. Q1. 結局、どれが一番おすすめですか?
      2. Q2. ネット環境がない親の家でも使えますか?
      3. Q3. カメラは抵抗があります。映像なしの選択肢は?
      4. Q4. 倒れたとき、本当に人が来てくれるのはどれ?
      5. Q5. 費用はどれくらい見ておけばいい?
    9. 専門家所感|FP・福祉住環境コーディネーターとして
    10. まとめ|見守りの「前」にできる準備
      1. よく読まれている人気記事

高齢者見守りサービス比較5選|おひとり様・子なし夫婦の選び方を宅建士・FPが解説【2026年】

はじめに

本記事について(必ずお読みください)
・本記事は、宅建士・FP2級・福祉住環境コーディネーター2級の筆者が、高齢者向け見守りサービス5社(au かんたん見守りプラグ/象印 みまもりほっとライン/ソニー MANOMA/郵便局のみまもりサービス/セコム・ホームセキュリティ)の公開情報を第三者の専門家目線で整理したものです。筆者は5社すべて未利用で、体験談や架空の口コミは記載していません。
広告表記:au かんたん見守りプラグ・ソニー MANOMA・セコム・ホームセキュリティにはお申込みリンクを、象印 みまもりほっとライン・郵便局のみまもりサービスには「ふるさと納税(楽天)」経由の申込リンクを設置する場合があり、いずれもリンク付近に【PR】と表記しています。当サイトは紹介リンク経由のお申込み・購入・寄付により広告報酬を受け取る場合があります。比較・評価の内容は、リンクの有無にかかわらず5社とも公平に整理しています。
・情報基準日:2026年6月時点の公開情報に基づきます。料金・サービス内容・キャンペーンは変更されることがあるため、最新・正確な内容は各公式サイトでご確認ください。
・本記事は一般的な情報提供であり、個別のご家庭への助言ではありません。

「離れて暮らす親が心配」「自分も子どもがいないから、将来の備えが気になる」——見守りサービスは、その両方の備えになります。

ただ、ひとくちに「見守り」といっても、ポットを使うだけのものから、プロが駆けつける警備まで、方式も価格も大きく違います。「結局どれを選べばいいの?」という方のために、代表的な5サービスを宅建士・FPの視点で横並びに整理しました。

特におひとり様・子なし夫婦には、一般的な比較記事では触れられない「通知だけでは足りないことがある」という論点があります。後半で詳しく解説します。

📌 公的な見守りも先にチェック
お住まいの自治体や地域包括支援センターでは、安否確認サービス、緊急通報装置の貸与、民生委員による定期訪問など、無料または低額の見守りを提供している地域があります。民間サービスを検討する前に、まずお住まいの窓口にご確認ください。


【結論】タイプ別の候補早見表

先に結論です。
見守りは「方式」で選ぶと整理しやすくなります。あなたの状況に当てはめてみてください。

あなたの状況候補となるサービス方式
とにかく手軽に・安く始めたいau かんたん見守りプラグセンサー型
機械が苦手な親に、さりげなく象印 みまもりほっとライン生活家電型
カメラで様子をしっかり確認したいソニー MANOMAカメラ型
人に来てほしい・デジタルは不要郵便局のみまもりサービス人の訪問・電話型
倒れたとき”駆けつけ”まで確保したいセコム・ホームセキュリティ警備型(代表例。他にALSOK等あり)

※ 上記は公開情報からの筆者の整理で、利用結果を保証するものではありません。
あなた自身の備えか/離れた親の備えかで、優先する方式が変わります。 親世代の備えは「機械が苦手でも続けられるか」を、自分自身の備えは「倒れたときに人が来るか」を重視するのが基本軸です。

⚠️ 最初に押さえてほしい前提
見守りには「①異常を知らせる(通知)」と「②実際に駆けつける(対処)」の2段階があります。多くのサービスは①まで。②まで含むのは警備型、または駆けつけオプションを付けた場合です。特におひとり様は②の有無を意識して選ぶことが重要です(後述)。


5社一覧比較表

各社の基本情報を横並びにしました。最新・正確な内容は各公式サイトでご確認ください。

項目au見守りプラグ象印みまもりほっとラインソニーMANOMA郵便局のみまもりサービスセコム
方式センサー型生活家電型カメラ型人の訪問・電話型警備型
運営KDDI(au)象印マホービンソニーネットワークコミュニケーションズ日本郵便セコム
カメラなしなしありなしなし
ネット回線不要(LTE内蔵)不要必要(Wi-Fiオプションあり)不要不要
駆けつけセコム連携で依頼可(電話・別途)なしセコム連携で依頼可(電話・別途)警備会社連携で可(別途)あり(緊急対処員)
初期費用の目安本体8,800円(新規50%OFF時4,400円)5,500円(税込)レンタル方式なし〜初期費用+工事費(要見積)
月額の目安(税込)au HOME基本利用料539円(初月無料/別途au HOMEプラン契約)3,300円(初月無料)2,178円〜(初月無料)みまもり訪問+みまもりでんわ 各サービス(両方契約で月3,460円)5,100円〜(レンタル時。利用者の約9割がレンタル)
向く人(候補)安く手軽に機械が苦手な親に様子を見たい人に来てほしい駆けつけまで確保したい
自分(おひとり様)の孤独死対策に使えるか✕(親の見守り向け)△(通知先の善意頼り)✕(親の見守り向け)△(駆けつけ追加で可。本人申込は要確認)◯(通報ボタン+駆けつけ込み)

※ 料金・キャンペーン・仕様は変更されることがあります。また通知を受けるスマートフォンの月額料金が別途必要で、本体価格と合わせた総額は条件により変わります。セコムは初期費用・月額が条件で変動するため、無料の資料請求での確認が早道です。
「自分(おひとり様)の孤独死対策に使えるか」は本記事独自の評価軸です。家族へ通知するタイプは、通知を受け取り駆けつける人がいて初めて機能します(後述)。
※ 象印・郵便局はふるさと納税(楽天)でも申し込めます(後述)。


見守りの「5つの方式」で考える

価格だけで選ぶと、必要なサポートに届かないことがあります。「誰を・どんな方式で・どこまで」見守りたいのかで考えるのが近道です。

① センサー型(さりげなく・安く)── au見守りプラグ

コンセントに挿すだけで、人の動き・温湿度・照度・電力を検知し、異常があればスマホに通知します。ネット環境がいらず(LTE内蔵)、カメラもないので、「見守られる側」の心理的な抵抗が少ないのが特徴です。熱中症リスクの通知もあり、夏のひとり暮らしに向いています。利用にはau HOMEプランの契約が前提となるため、本体価格+月額の総額は最新プランで確認してください。なお、通知は離れて暮らす家族のスマホに届く仕組みのため、基本的には「家族が親を見守る」用途です。子なし夫婦・おひとり様が自分の孤独死対策として使うには向きません。駆けつけが必要なときは、必要時にセコムへ電話で駆けつけを依頼できます(別途費用)。

② 生活家電型(機械が苦手でも・自然に)── 象印みまもりほっとライン

通信機能つきの電気ポットを毎日使うだけで、離れた家族が安否を確認できる老舗サービスです。カメラがなく、特別な操作も不要なので、「見守りなんて要らない」と言う親御さんにも受け入れられやすい設計です。

③ カメラ型(しっかり様子を確認)── ソニーMANOMA

室内カメラ+開閉センサー+AIホームゲートウェイで、スマホから様子を見たり、声をかけたり、録画を確認できます。温湿度を見てエアコンを遠隔操作するなど、生活リスクのケアまで可能。いざというときは別途、駆けつけ連携オプション(セコム)が用意されています。様子を「見て」安心したい方向けです。カメラは固定タイプのため広い家では設置場所の検討が必要で、プライバシーに抵抗がある場合は安価なau見守りプラグの方が合うこともあります。一方、スマートリモコン対応エアコンと組み合わせれば、熱中症対策で遠隔・自動でエアコンをONにできるのはauにない強みです。こちらも離れた親の見守り向きで、おひとり様自身の孤独死対策としては不十分です。

④ 人の訪問・電話型(デジタル不要・人のぬくもり)── 郵便局のみまもりサービス

郵便局員によるみまもり訪問、または電話によるみまもりでんわが提供されています。結果は家族へ連絡される仕組みです。日本郵政グループが全国で提供する、公的な印象の強いサービスで、機器が一切不要です。デジタルが苦手な方や、「機械より人に来てほしい」というご家庭に向いています。

⑤ 警備(駆けつけ)型(倒れたら人が来る)── 代表例:セコム

警備型は、24時間365日、緊急対処員が自宅に駆けつけるサービスです。本記事ではセコムを代表例として取り上げますが、同種の警備型サービスにはALSOK等もあります。救急ボタンや屋外位置情報など、別商品との組み合わせプランが用意されています。コストは初期費用・工事費・月額がかかり高めですが、「通知」で終わらず「対処」まで含む選択肢のひとつです。おひとり様の備えとしては、この”駆けつけ”の有無が重要な意味を持ちます。料金はレンタルの場合で月額5,100円〜(税込)が目安で、他社より高めです。ただし他社は駆けつけが別料金なのに対し、セコムは駆けつけまで含まれます。これを「安心料」と見るか「割高」と見るかが判断の分かれ目です。


各社ダイジェスト

① au かんたん見守りプラグ|挿すだけ・ネット不要(離れた親の備えに)

  • コンセントに挿すだけ。ネット環境が不要(LTE内蔵)で、親御さんの家にWi-Fiがなくても利用できます
  • カメラがないので見守られる側の負担が小さく、動き・温湿度・照度・電力の4センサーで異常を通知
  • 熱中症リスクの通知あり。本体価格は通常8,800円(税込)で、新規申込で50%OFF(4,400円)キャンペーンが実施されています(2026年6月時点/キャンペーン条件は公式参照)
  • 利用にはau HOME基本利用料 月額539円(初月無料)が必要
  • 標準では駆けつけはないが、必要時にセコムへ電話で駆けつけを依頼できる(別途費用)。通知は家族側に届くため、設定・受け取りは家族側で行う

✅ 向いている人:費用を抑えて手軽に始めたい/カメラに抵抗がある/親の家にネットがない
❌ 向いていない人:映像で様子を見たい/自分(おひとり様)の孤独死対策にしたい(本サービスは親を見守る用途)

【PR】料金やキャンペーンは変わることがあります。本体価格とau HOMEプランの最新料金は公式ページでご確認ください 👉おうちの家族をそっと見守り 【 au 見守りプラグ】

② 象印 みまもりほっとライン|ポットを使うだけ(離れた親の備えに)

  • 通信機能つき電気ポットを毎日使うだけで安否確認。1日2回メールが届き、専用サイトでも確認できる仕組みです
  • 初期費用5,500円+月額3,300円(税込)/最初の1か月は無料。ネット・工事不要、ポットはレンタル
  • 2001年3月にサービス開始。20年以上続く老舗の見守りサービスです
  • カメラがなく、プライバシーに配慮した設計
  • 通知先はケアマネジャーや友人なども指定できるが、子なし夫婦・おひとり様の孤独死対策としては「通知を受けた相手の善意・対応」に頼る形になる点に注意
  • 自治体によっては助成金が出る地域もある(数は多くないため「あればラッキー」程度)
  • ふるさと納税(楽天)でも申し込める自治体があります(後述)

✅ 向いている人:機械が苦手な親に/カメラに抵抗があるという家庭/さりげなく見守りたい
❌ 向いていない人:リアルタイムで様子を見たい/駆けつけが必要/自分(おひとり様)の確実な孤独死対策にしたい

③ ソニー MANOMA|カメラで様子を見守る(離れた親の備え向き/自分の孤独死対策には不十分)

  • 室内カメラ+開閉センサー+AIホームゲートウェイのセットで、スマホから様子確認・声かけ・録画ができます
  • 月額基本料2,178円〜(税込・利用開始月は無料)のレンタル方式で初期費用を抑えやすい設計(「親の見守りセット」などの割引キャンペーンあり)。工事不要
  • 温湿度を見てエアコンを遠隔操作するなど生活リスクにも対応
  • セコムの駆けつけサービスとの連携(au見守りプラグと同じ仕組み):マイページから別途申込で利用可。月額利用料は不要、駆けつけ1回あたり5,500円/30分(税込)
  • カメラは固定1台のため設置場所の検討が必要。初期設定が不安なら、有償の設置代行で使えるところまで任せられる
  • ネット環境がなくてもLTE回線で利用可能、Wi-Fiオプション(有償)も用意

✅ 向いている人:映像で様子を確認したい/声かけもしたい/生活リスク(熱中症等)もケアしたい
❌ 向いていない人:カメラに抵抗がある/とにかく安く済ませたい/自分(おひとり様)の孤独死対策にしたい(親の見守り向けのため)

【PR】機器構成や料金プランは変わることがあります。
 最新は公式ページでご確認ください 👉MANOMA(マノマ)「親の見守りセット」

④ 郵便局のみまもりサービス|人が訪問・電話(離れた親の備えに)

  • みまもり訪問サービス(月1回、郵便局社員等が訪問し生活状況を家族・自治体等へ連絡)とみまもりでんわサービス(毎日、指定時間帯に自動音声電話で体調確認しメールで報告)が提供されています
  • 両方契約した場合の月額は3,460円。個別料金・最新条件は日本郵便公式またはお客様サービス相談センター(フリーコール 0120-23-28-86)でご確認ください
  • 日本郵政グループが全国で提供。機器が一切不要
  • 機器ではなく「人が直接会いに来る」点が他社と一線を画す強み(一方で担当者との相性は出る可能性あり)
  • 子なし夫婦・おひとり様が”自分の見守り”として使えるかは、本人申込の可否を含め公式に明確な記載が見当たらないため、利用前に郵便局窓口での確認が必要
  • ふるさと納税で申し込める自治体もあります(後述)
  • 駆けつけは別途、警備会社の連携サービスをオプションで付けられる場合があります

✅ 向いている人:機械が苦手/人に来てほしい・話したい/公的な印象を重視
❌ 向いていない人:リアルタイムの異常検知が欲しい/こまめに状況を確認したい

⑤ 警備(駆けつけ)型|プロが駆けつける──代表例:セコム・ホームセキュリティ(自分の備えに/離れた親の備えにも)

  • 特徴は、24時間365日、緊急対処員が自宅に駆けつけること。「通知」で終わらず「対処」まで含む本格的な選択肢のひとつです(警備型サービスは他にALSOK等もあります)
  • 救急ボタン・屋外位置情報・火災対策・防犯まで兼ねられるプランがあります(具体的な商品名・付帯条件はプランで異なります)
  • 機器はレンタル・買取の選択が可能。料金はレンタルの場合で月額5,100円〜(税込)が目安(利用者の約9割がレンタルとされる)
  • 高めだが、他社で別料金になりがちな”駆けつけ”が含まれるのが特徴。緊急通報ボタンがあり、本人が押せる状況であれば、おひとり様の孤独死対策としても機能する(押せることが前提)
  • コストは初期費用・工事費・月額がかかり高めですが、成果地点は無料の資料請求・見積りなので、まず無料で内容を取り寄せて比較できます

✅ 向いている人:費用をかけてでも駆けつけ体制を確保したい/防犯も兼ねたい/おひとり様で”倒れたら人に来てほしい”
❌ 向いていない人:とにかく安く済ませたい/通知だけで十分

【PR】防犯と見守りを兼ねた本格的な選択肢。費用感も含めて、まずは無料で資料請求して比べるのが安心です
(資料請求=契約ではありません)👉資料請求はこちらから


見守りサービス × ふるさと納税という選択肢

意外と知られていませんが、象印 みまもりほっとライン郵便局のみまもりサービスは、ふるさと納税(楽天)の返礼品として申し込める自治体があります。FPの視点で、組み合わせるメリット・デメリットを整理します。

メリット

  • 控除上限の範囲内なら、実質負担2,000円で見守りの初期費用や一定期間分をまかなえる可能性がある
  • 「親が住む自治体」へのふるさと納税なら、地元の親をその自治体のサービスで見守れる
  • 楽天ふるさと納税ならポイントも付き、申込の手間が比較的少ない

デメリット・注意点

  • 原則、自分が住む自治体への寄付は返礼品の対象外。見守られる人(多くは親)の居住自治体が提供しているかが前提
  • 提供する自治体・期間が限られる。見守りは継続が大事なので、毎年寄付し続ける必要があるかを確認
  • 控除には年収等による上限があり、超えた分は自己負担。ワンストップ特例や確定申告など控除手続きも必要

「離れて暮らす親の見守りを、親の自治体へのふるさと納税でまかなう」——この使い方は、子なし夫婦が親世代を支える場面と相性の良い選択肢です。提供自治体や寄付額は変動するため、最新は各ポータルでご確認ください。

【PR】象印・郵便局の見守りをふるさと納税で探すなら(楽天ふるさと納税)👇


おひとり様・子なし夫婦が見落としがちな「通知だけでは足りない」問題

ここは、子なし夫婦・おひとり様の視点で特にお伝えしたいポイントです。

多くの見守りサービスは「異常を家族に通知する」ところまでが基本です。これは「離れた親を、子どもが見守る」モデルを前提にしています。

ところが、子どもがいない夫婦やおひとり様の場合、こう考えてみてください。

  • その通知は、誰が受け取るのか?
  • 受け取った人は、実際に駆けつけられる距離・関係にいるか?
  • 緊急時に、鍵の管理・連絡先・かかりつけ医の段取りはできているか?

事前の段取りができているほど、通知から実際の対応までの時間が短くなります。逆に通知先や鍵の管理が決まっていないと、せっかくの検知が活きません。

だからこそ、おひとり様・子なし夫婦の見守りでは、

  1. 公的な見守りと民間サービスの両面で検討する(自治体・地域包括支援センターで利用可能な制度を把握しつつ、不足分を民間で補う)
  2. 駆けつけまで含むサービス(警備型、または通知型+駆けつけオプション)も選択肢に入れる
  3. 緊急連絡先・鍵の管理(誰がどう開けるか)・かかりつけ医を一か所に整理しておく

この3つをセットで考えると安心です。見守り機器を入れる「前」に、「もしものとき、誰に・どう動いてもらうか」を決めておく——これが備えの基本のひとつになります。

子なし夫婦・おひとり様の”最期”に向けた準備とは
👉子なし夫婦の最期はひとり、そのため準備が必要 | 住まいの終活 すましゅう

この観点で5社を見ると、au・MANOMAは「家族が親を見守る」用途象印は通知先の善意に頼る形で、いずれもおひとり様自身の孤独死対策としては力不足です。現実的に「自分が倒れたとき人が動く」仕組みになり得るのは、駆けつけを含むセコム(緊急通報ボタン+駆けつけ)、または実際に人が訪ねて来る郵便局のみまもりです(郵便局は本人申込の可否を要確認)。


よくある質問(FAQ)

Q1. 結局、どれが一番おすすめですか?

A. 万人共通の「一番」はありません。離れた親を見守るなら、機械が苦手なら象印、様子を見たいならMANOMA、人に来てほしいなら郵便局。自分(おひとり様)の備えとしては、駆けつけまで含む警備型(セコム等)が選択肢のひとつになります。まずはお住まいの自治体・地域包括支援センターで利用可能な公的制度を確認したうえで、公式情報を取り寄せて比べてみるのが確実です。

Q2. ネット環境がない親の家でも使えますか?

A. au見守りプラグ(LTE内蔵)、象印(ポット内蔵通信)、MANOMA(LTE接続)、郵便局(機器不要)、セコム(別途通信費不要)

Q3. カメラは抵抗があります。映像なしの選択肢は?

A. au見守りプラグ・象印・郵便局セコムは、カメラを使わない見守りです。ポット型や挿すだけのセンサー型は、ご本人の負担が小さい傾向があります。

Q4. 倒れたとき、本当に人が来てくれるのはどれ?

A. 標準で「駆けつけ」を含むのは警備型(セコム等)です。au見守りプラグ・郵便局のみまもりサービス・MANOMAでも、警備会社の駆けつけをオプションで付けられる場合があります(別途契約・1回あたり料金などの条件あり)。象印は「通知」までで、駆けつけは含みません。

Q5. 費用はどれくらい見ておけばいい?

A. 月額の目安は次のとおり(2026年6月時点の公開情報):

  • au見守りプラグ:本体8,800円(新規50%OFF時4,400円)+au HOME基本利用料 月額539円(初月無料/別途au HOMEプラン契約が必要)
  • 象印:月3,300円(初期費用5,500円・最初の1ヶ月無料)
  • MANOMA:月2,178円〜(レンタル方式・利用開始月無料)。セコム駆けつけ連携は別途、1回5,500円/30分
  • 郵便局:みまもり訪問とみまもりでんわの両方契約で月3,460円
  • セコム:レンタルの場合で月額5,100円〜(税込)が目安。初期費用・工事費は別途・要見積だが、他社で別料金になりがちな「駆けつけ」まで含む

料金だけでなく「どこまでやってくれるか(通知だけか、駆けつけまでか)」を合わせて比べてください。なお、初期費用・解約条件・割引・複数年契約の有無で実際の総額は変動します。また、象印・郵便局はふるさと納税(楽天)を使えば実質負担を抑えられる場合があります。


専門家所感|FP・福祉住環境コーディネーターとして

福祉住環境の視点から:
高齢期の事故で多いのは、屋内での転倒や入浴・トイレでの体調急変です。「外からの侵入」より「家の中で動けなくなる」リスクの方が、ひとり暮らしでは深刻になりがちです。転倒を防ぐ住環境整備(手すり・段差解消・浴室の滑り対策)と、転倒した「あと」に気づくための見守りはセットで検討する——これが福祉住環境コーディネーターとしての基本的な考え方です。カメラの有無やセンサーの種類だけでなく、ご本人が無理なく毎日使い続けられるかを最優先に選んでください。

FPの視点から:
見守りは「保険」と同じで、毎月の固定費です。仮に月3,000円のサービスを選ぶと、年36,000円、10年で36万円——ただしこれはあくまで概算で、初期費用・解約金・複数年契約の割引等で総額は変動します。これを「高い」と見るか「安心料」と見るかは、ご本人の資産状況と、頼れる人がどれだけいるかで変わります。頼れる家族が近くにいない人ほど、駆けつけまで含むサービスの相対的な価値が上がる——これがFPとしての整理です。ライフプラン表で固定費の余力を確認したうえで判断するのが安全です。

見守りの固定費と老後資金のバランスは
👉子なし夫婦の介護費用はいくら?老後2,000万円問題では足りない現実と保険の備え | 住まいの終活 すましゅう


まとめ|見守りの「前」にできる準備

見守りサービスは、方式によって「できること」と「費用」が大きく違います。

  • 手軽・安く → au かんたん見守りプラグ(挿すだけ・ネット不要)
  • 機械が苦手な親に → 象印 みまもりほっとライン(ポットを使うだけ)
  • 様子を見たい → ソニー MANOMA(カメラ+センサー)
  • 人に来てほしい → 郵便局のみまもりサービス(訪問・電話)
  • 駆けつけまで確保 → 警備型サービス(本記事ではセコムを紹介)

そして、特におひとり様・子なし夫婦は「通知だけでは足りないことがある」こと、つまり「もしものとき、誰に・どう動いてもらうか」を先に決めておくことが大切です。自分自身の孤独死対策まで考えるなら、駆けつけを含むセコムや、駆けつけオプション付きの郵便局のみまもりが現実的な候補になります。また、親世代の見守りはふるさと納税(楽天)で費用を抑えられる場合もあります。

そのために、元気なうちにできる準備があります。

もしも、在宅での見守りが難しくなったら
👉子なし夫婦の老後施設はどう選ぶ?種類・費用を宅建士・FPが比較解説

  • 公的な見守り制度(自治体・地域包括支援センター)と民間サービスの両面で検討する
  • エンディングノートに、緊急連絡先・鍵の管理・かかりつけ医・加入中の見守りサービスを一か所に整理しておく
  • ライフプラン表で、見守りの固定費を含めた老後の家計を見える化しておく

【当サイト商品】当サイト「すましゅう」のオリジナル【逆算ライフプラン表付きエンディングノート】(ココナラで販売中)。年金・貯蓄・固定費を一覧で整理できるライフプラン表と、住まい・医療・財産の希望を書き込めるエンディングノートがセットです。見守りサービスの検討と合わせて、「もしものとき」の段取りを整えるのにご活用ください。

エンディングノートーライフプラン表付きを提供します 子なし夫婦の老後不安解消に、自分で作れるライフプラン表です。

▼エンディングノートに|ライフプラン表は、老後を安心して過ごすための心強い味方です。老後資金の可視化は、安心して生活するための大切な準備のひとつです。
未来の不安を解消するには、早めに具体的な計画を立て、自分自身で安心できる老後を築くことが必要です。今から始める少しの準備が、これからの人生にゆとりと安心をもたらしてくれることでしょう。

タイトルとURLをコピーしました